道の駅通潤橋と八勢の眼鏡橋
久しぶりに遠出をして、道の駅通潤橋に行ってきました。空へ力強く湧き上がっているような樹々の勢いには圧倒されます。感動的な美しさだけではなく、途中の道路にたっぷりと茂った葉の重みを支える枝が覆い被さっているような箇所もあり、少し不安にもなりながら。
山の中を抜けて、1時間半、つきました。物産館、食堂、インフォメーションセンターが並んでいます。
道の駅正面のアーチ型の橋が、江戸時代に作られた水道橋、通潤橋です。田畑に水を送るために建設された画期的な橋でした。小さく見えますが、壮大なスケールで放水されます。ウェブサイトをご覧ください。(今の時期、こちらの川には放水せず、水路の先の地区に送水、灌漑しているので、放水の様子を見ることはできませんでした)下のWEBサイトで、通潤橋の魅力をご覧いただけます。
こちらもどうぞ。
先人の築いた水路のおかげで、山間の村には棚田が広がっています。
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帰りに、隣の御船町、「八勢の眼鏡橋」を見に行きました。
こちらは、「日向往還」といって、宮崎県と熊本県を行き来する街道をつなぐために、江戸時代(1855年)に作られた石橋です。
橋は、日向往還の街道に続いています。川に沿って水路も築かれ、山奥に豊かな土地を作り出すための先人の努力に頭が下がりました。
通潤橋が象徴する、「山奥の水路」建設の成果は、いまもなお「棚田」として輝いているようでした。
今日の収穫物
山都町は、もともとは、矢部町と言ったところで、お茶の産地として有名です。
道の駅にも、お茶にちなんだものがたくさん売られていました。抹茶ロールやクッキーなども。
昼食は、物産館隣の食堂で。
いろいろついて、800円。(平日価格だそうです)我が家の味に似ていました。
山奥に、通潤橋や眼鏡橋などの建築物を遺す人たちがいたということ、改めてすごいと思いました。
景色と歴史が何よりのごちそうの一日でした。😊
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コメントが2件あります。
こんにちは。ちょっと足を伸ばすと、色々な道の駅があって良いですね。景色も素晴らしく、美味しい味に出会えるのも楽しいですね。
通潤橋の迫力に圧倒されました。私たちの生活に水は欠かせなく、先人の方々の知恵とご努力に感謝感謝ですね。
6月なのにすでに夏日、放水の映像を見るだけで涼しく感じました。
コメントありがとうございます。
車では1時間くらいのところでしたが、結構「山奥」でした。それなのに、田畑(棚田)があって、しかも、立派な石橋まで作られている、というところには感動しました。やはり、「水」が豊かさを生んでくれたのでしょうね。
通潤橋の恩恵が今の農業にも続いているということ、素晴らしいですよね。
道の駅はそれぞれに特徴があって、初めて知ることも多く、次が楽しみになっています。
今、くまもと道の駅35か所中15か所(番外編を除いて)を訪ねました。またよろしく!